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ギャラリー


仁和寺にある法師


第五回 『 王至森寺 』御室流 華道総務 瀬川大秀
   現在、四国を離れ、総本山仁和寺に御縁を頂き、勤めております。

   毎朝、金堂での勤行にて本尊“阿弥陀如来”様を拝する仏縁に感謝いたしております。

   皆様も是非、世界文化遺産仁和寺へ御参拝下さい、お待ち申し上げております。 合掌。


  王至森寺は、法性山多聞院(ほっしょうざんたもんいん)と称し、

 京都仁和寺の真言宗御室派(おむろは)に属する。本尊は大日如来。

 山門をくぐり、石段を上がると大師堂があり、その横の坂を

 上っていったところに法性大権現の小社がある。

 王至森寺には、小松3代藩主・一柳直卿(なおあきら)公の筆になる

 山門の「法性山」と、本坊の「多聞院」の二つの扁額が残されており、

 直卿公は当時の諸大名の中でも随一と評される能筆家であった。

 また、国指定天然記念物のキンモクセイの古木がある寺としても有名で、

 昭和2年4月8日の指定当時には、日本一の大きさといわれていた。

 毎年、西条まつりが近づくころにはキンモクセイの甘い香りが周辺の里に漂い、

 平成13年10月には環境庁の
「かおりの風景百選」にも選定されている。

 当寺に関わる伝承としては、舒明天皇(じょめいてんのう)が

 伊予温泉に行幸される途中で船が時化(しけ)に遭ったため、

 この森の寺に難を避けられた。

 その故事から「王至森寺(王が至る森の寺の意)」と名づけられたとの言い伝えがある